努力

心が動いたので文章を書こうと思う。言語化しようとして書き言葉でも話し言葉でも上手くいかなかったので、このブログ自体も公開されない可能性がある、とここに書いておく。 

AKB総選挙をインターネット越しに見た。若手が結婚発表をしたり、古株が引退発表をしたり、クイーンが3連覇したり、とまあそんなところだと思う。結婚発表の賛否についてはもう特筆する必要もないと思うので書かないが、今日の渡辺麻友の表情は、心のどこかに重く響いた。素晴らしいとかいう言葉で形容するのはおかしいけど、そう感じた。

12年間アイドルを続けて、神7であり続けて、大事なイベントが悪天候で中止になって、卒業を発表する総選挙で話題を取られて、1位にもなれなくて、それでも作った笑顔の写真がTwitterに投稿されていた。何よりも美しい笑顔に見えた。この上ないほどの努力を重ねた人間にしか生まれない表情だと思う。ぼくが言えることじゃないけど、幸せになってほしいと思った。努力して、才能もあって、真面目を貫いた人間の最高潮がそれでいいはずがない。今よりもっと幸福な未来があればいいなと思う。

消失

どこにも向けられない感情が湧いてきたので書き記しておく。すぐに非公開にするかもしれないけど。

 

近所で大学の先輩が死んだらしい。名前も知らない人だったけど、たぶん何度かすれ違ったことくらいはある人だと思う。

今朝家に来た友人から聞いて調べたけど、誰も見ないような「県民ニュース」に載っていた程度だった。友人から聞いた以上の情報は載っていなかった。ローカルのニュース番組でも報道されたらしいけど、どうせ知らないアナウンサーがふざけた無表情で読み上げただけなんだろうな。

人生これからって若者が死んだのにこんなものなんだなあ、と思う。ぼく自身、あまり接点のない人だから悲しむとかはないけど、もし自分が死んで、周りの少ない人間が雑に悲しんで、それで終わりっていうのは虚しいな。人間割とすぐ死ぬのはそろそろ理解してきたけど、おいそれとその辺に死が転がってるのはいい気分じゃない。20年以上頑張って生きてきた人間が意味もなく適当に死んで、それで終わりみたいな物語を誰が読みたいんだろう。神様なんてやっぱいないんじゃないか。いるとしてもバカで、情緒もクソもなくて、ジャンプの佳作にも選ばれないような作家がやってんだろうな。救いもないし、売れもしないぞ、オマエ。

もう1人

ヒト1人の中には2つの人格があると思う。とは言っても二重人格なんて大層なものじゃないが、「ポジティブ」と「ネガティブ」ぐらいの差で、2人。先天的にどっちかが強かったり、後天的にどっちかが潰れることはあっても、環境やら人間関係やらの影響を受けて、大抵真ん中あたりで揺れてるんじゃないかな。

ぼくは後天的に「ポジティブ」が傷付いて死んだ、と思っていたけど、本当に苦しんで、生きている意味が分からなくなった時、そいつがふと復活することがある。ポジティブの亡霊に上手いこと慰められて、1時間ほど熱い涙を流して、それが冷えた頃に風呂で顔を洗って、明日も生きていこうとか思えるようになる。そういう話を冗談半分にすると「そういうのも含めてお前なんだから自信持てよ」みたいなことを言われるけど、そんな前向きな思考なんか持っていないから、やっぱりそいつは何だか自分と違うやつなんだよなあ、って何となく思っている。ぼくの恋愛には毎度人格否定が付きまとったから、人生で初めて失恋した時にそいつはもう生まれていたのかもしれない。本来死ぬ筈だった明るい思考を自分からバッサリ切り離して、必要な時に助けてもらう、都合のいい精神異常者になれてよかった。

涙を流したら目が疲れるのはなぜだろう。そもそも涙はどこから、なぜ流れるんだろう。涙に悲しい気分を載せて流して捨てている、みたいなのは、科学を勉強する身としてはイマイチしっくりこない。まあ考えても分からないし、疲れた目を癒すためにさっきまで窓の外を眺めていた。曇り空、200m先に木の深緑、その手前にソーラーパネルが2つある。去年の今頃に見た覚えがないけど、元々あったのだろうか。気付かない間に取り付けられたのかもしれない。目の前の住宅群が知らない内に最適化されていっても、ぼくの人格とか記憶が勝手に最適化されることはないし、まあそもそも1人でメソメソ泣いてるヤツに彼女なんかできるわけないよなって今なら笑えるけど、もう纏まった文章を書くアレがなくなったので、終わります

ビターブラック

コーヒーを飲みながらキーボードを叩いている。

3年ほど前、高校生の頃に交際していた女性に「大人っぽい人が好き」と言われ、ぼくは意味を履き違えてコーヒーを飲み始めた。最初からブラックは厳しかったので、カフェオレからエスプレッソへ、エスプレッソから甘い缶コーヒーへ、子供みたいに段階を踏んで。今となってはそういう子供らしさはもう失ったものでしかなく、取り返しのつかないものは存外自分の中にあったのだなと思う。

5月の頭からぼくは、失った若さを探そうとして試行錯誤していた。原動機付き自転車で日本を横断したり、若さにかまけて滅茶苦茶な食生活をしながら、週5でカラオケに行ったりした。

先日、そんなぼくを叱ってくれる人がいた。「個性がなくても、最低限を当たり前にできる人の方が、立派でカッコいい」とかそういうニュアンスだったと思う。3年越しに「大人っぽい人」の正解を教えてもらった気がした。

オチは特にないけど、こんな感じの経緯があって、今は至極まともな生活をしています。1日3食しっかり自炊して、プログラミングを勉強し始めて、毎週の小テストは上から3番目までに入れるくらい勉強してる。もっとゆっくり寝たいと思い始めたけど、忙しい方が大人っぽいのかもしれない。