9月19日の夢(昼寝)

「ちょっと美容に気を遣ってみよう」と思って実際に肌と髪質を改善することに成功した、みたいな前提があっての”自分”だったと思う。夢の中で言及されることはなかったが「そもそもそういうもの」程度に認識していた。

 

場所は何らかの集会場で、面識が殆どない人も含めて数十人が集まっていた。地域の人の集まりとか、そのレベルの集会だったはずだ。そこは畳の部屋で椅子はなく、私は毛布を被っていた。そこで映画か何かを見よう、みたいな集会だったが、本筋とは異なるので映画の内容は描写されていなかった。

 

後ろから二の腕付近を触られた。続いて背中、腹部。触られながら、後ろにいたのは確か40代くらいの痩せたおじさんだったなと思い出していた。手つきは乱暴で、気遣いなどは感じられず、欲望のままということが伝わってきた。息が詰まった。恐怖だった。

服をめくられそうになったので毛布を薙ぎ払って立ち上がった。この夢における自分の設定があくまで『男』で本当に良かったと思う。もしも自分に非力な女の子という属性が与えられた夢だったらどうなっていたか分からない。知りたくもない。

「おれ、男なんだけど」

振り返って、できる限り睨め付けて言った。おじさんは異常者みたいな顔だった(夢の中ではそう認識した。覚えているが誰に似ているかは分からない)。

おじさんは狼狽していた。「何で襲ったの?」私はさらに追い討ちした。地域の人々が集まっているから、評判は間違いなく落ちるだろう。後ろの方では奥様方が顔を見合わせて何か喋っていた。

「女だと思った」

おじさんは言った。女だったら襲っていいわけはないが、男に欲情する趣味はないんだと弁解したかったのだろう。

「髪綺麗にしてるし、前髪整えてるし、間違えてもしょうがないだろ、何なんだよ」

そう言いながら、私に向ける視線は男を見るそれではなかった。

「次やったら殺す」

私はそう言い残して立ち去った。身体は震えていた。鏡を見たけど女らしいとも可愛いとも思えなかった。あのおじさんだけが異常だったのだと信じたかった。

 

私は前髪をめちゃくちゃにして、夢はそこで終わった。

 

 

 

あんまり関係ないけど女の子を触るときは優しく触ったほうがいいな(教訓)